登録販売者の試験。勉強がある程度必要なのはわかるけれど…
登録販売者試験の勉強はどう進めたらいいの?
自分に合った勉強法を見つけて合格したい!
自分に合う勉強法で進めて、登録販売者試験に合格したいですよね。
主婦である私は、独学3か月で登録販売者の試験に合格しました!
私が短い勉強期間で合格できたのは
①解いて解いて復習の鬼になる
②まとめ禁止令
③時間を見つける
3つがカギでした。
この記事では「短期集中型」の私が合格できたスケジュールや勉強法、
使っていたものを紹介します
- 短期で登録販売者の試験に合格したい方
- 自分に合った勉強法を探すため、「短期型」を参考にしたい方
- 主婦や社会人など時間の捻出が難しいけど合格したい方
- 登録販売者の試験勉強の具体的なスケジュールが知りたい方
試験勉強に使用した勉強ツール7つ
はじめに、私が試験勉強で使用したものを7つご紹介します
- 試験問題の作成に関する手引き
- 2つのYouTube
- 各地域の過去問題
- Twitter(現X)
- 基本が学べる参考書
- 苦手を克服する本
- 暗記カード
有料の勉強ツールに関しては、以下の記事で詳細の金額を記載しています。
気になる方はぜひ読んでみてください。
スケジュールと各勉強ツールの使い方
当時の私の勉強スケジュールは以下のとおりです。
- 試験3か月前参考書を急いで購入&試験申し込み
- 参考書を読む・巻末の問題を解く
- 試験2か月前「過去問を解いて見直す」を繰り返す
- 試月1.5か月前100点台取れるようになってくる
- 当日試験に臨む
まずは参考書を読んで、出てくる言葉に慣れることを重視します。
登録販売者の試験は5章に分かれていますよね。
1つの章を読み終えたら、「わからなくても仕方がない!」と思いながら
参考書の巻末にある練習問題を解きました。
参考書に練習問題がついていないものもありますので、購入の際はよく確認してください。
ちなみに私が使用していたのはこの参考書(テキスト)です。
最初に問題を解く時はほぼ当てずっぽうなので、
解答が合っていても間違っていても、1つ1つの問題の答えがある参考書のページに行って復習します。
それをすべての章繰り返し終えたら、次は過去問を解きます。
色んな地域の過去問題を解いて復習することを繰り返すと、段々と手ごたえがでてきて
試験の1か月半前には120点中100点台の点数が取れるようになってきました。
勉強時間は短くても2時間。試験の3週間ほど前からは約3時間でした。
- 参考書を読んで、出てくる言葉に慣れる
- 「わからなくても仕方がない!」と思いながら参考書の巻末にある練習問題を解く
- 解答が合っていても間違っていても、1つ1つの問題の答えがある参考書のページに行って復習する
- 次は過去問。色んな地域の過去問題を解いて復習する
また、YouTube動画・暗記カード・スマホアプリは隙間時間に活用しました。
登録販売者試験勉強の基本ツール
前述の参考書巻末問題を解いたあと、基本的には
参考書・過去問題・手引きの3つを使って問題を解いていきます。
- 過去問題に取り組む
- 採点する
- 復習する(参考書と手引きを使用)
- 他の地域の過去問題を解く
- 復習を繰り返す
過去問題を入手するには
過去問題を入手して解いてみるには、主に2つの方法があります。
1つ目は「過去問題集を購入すること」
2つ目は「各都道府県の公式ホームページから解く」方法です。
過去問題集であれば、書店やネットで購入することができます。
メリット
- 多くの地域の試験問題を一度に手に入れることができる
- 解説が載っている
- 探す手間が省ける
- 手引きが改正された場合、それに対応している
デメリット
- 購入するのでお金がかかる
- 一冊の本になっているので、文字が小さめなことがある
後者の各都道府県の公式ホームページにから解く方法は、少々手間がかかります。
ネットで「都道府県名 + 登録販売者」と検索すると、
多くの場合試験概要のページに飛ぶことができます。
下まで見ていくと、「試験問題・解答」がPDFで出てきます。
探した画面を見ながらであったり、印刷したりすることで過去問題を解くことができます。
各都道府県のHPから、登録販売者試験の情報を見る場合のポイントは以下の通りです。
メリット
- 過去問題集購入のお金がかからない
- 印刷する・しないが選べる
デメリット
- 毎回HPに飛ばないといけない
- すべて印刷となると管理が大変
- 印刷する場合は印刷代もかかる
私自身は「各都道府県の公式ホームページから過去問題を解く」方法で行いました。
自分の受験する地域の過去問題だけ印刷し、
それ以外は画面を見ながら解いたよ!
登録販売者試験はいくつかのブロックごとに問題が作成されています。
過去問題を解き始める前に、どの県が同じブロックなのか確認しましょう。
★ブロック分けを理解しておこう!
①北海道・東北ブロック(北海道・青森県・岩手県・宮城県・秋田県・山形県・福島県)
②関東・甲信越ブロック(茨城県・栃木県・群馬県・新潟県・山梨県・長野県)
③首都圏ブロック(東京都・埼玉県・千葉県・神奈川県)
④北陸・東海ブロック(富山県・石川県・岐阜県・静岡県・愛知県・三重県)
⑤奈良ブロック(奈良県のみ)
⑥関西広域連合+福井ブロック(福井県・滋賀県・京都府・大阪府・兵庫県・和歌山県・徳島県)
⑦中国・四国ブロック(鳥取県・島根県・岡山県・広島県・山口県・香川県・愛媛県・高知県)
⑧九州・沖縄ブロック(福岡県・佐賀県・大分県・長崎県・熊本県・宮崎県・鹿児島県・沖縄県)
いざ解こうとして、「違う県なのに同じ問題だ!(´;ω;`)」と
時間や印刷代を無駄にしませんように!
参考書と手引きの使い分け
過去問題を解き採点をしたあと、復習をするときに参考書と手引きを使用します。
私は、【参考書9割・手引き1割】 くらいで使っていました。
というのも復習をする際、大体のことは参考書に載っているのです!
どうしても載っているところが見つからない!という時だけ手引きを見ていました。
ちなみに手引きは、410ページもあります!!
印刷するだけ勿体ないと思うので、スマホにダウンロードしておきましょう。
その方が、ワード検索もできるので便利です。
登録販売者試験問題作成に関する手引きはこちらからご覧ください
スキマ時間に使おう!補助ツール4選
参考書や過去問題を使いながら学んでいくのは、まとまった時間が取れる時が多いですよね。
大切になってくるのは、スキマ時間の使い方です!
私がスキマ時間に使用した補助ツールはこちら。
- YouTube動画
- 暗記カード
- 苦手な分野を克服する本
- Twitter(現X)
ここでのポイントは、「どのスキマ時間になにをするか、先に決めておくこと」です!
複数の選択肢があると、迷う時間ができてしまいます。
それぞれ紹介しながら、私がいつ使っていたのかについても書いておきます。
YouTube動画
YouTube動画は、無料で使える頼もしい味方ですね☆
私は主に2つの動画を視聴していました。
1.やっけんちゃんねる
- 基本や注意点、手引きの改正対策動画もある
- 聞き流しにもおすすめ
- 配信者である先生が明るくて元気になる
私の使ったスキマ時間 : 家事中
2.石井達也
- 塾のように細かく学べる
- 1から10までキッチリ見て学びたいときにおススメ
私の使ったスキマ時間 : 入浴中に画面を見ながら
今は昔よりチャンネル数も増えているので、ご自身に合ったものを見つけてくださいね。
◆YouTube動画
私の使ったスキマ時間 : 家事中/入浴中に画面を見ながら
暗記カード
暗記カードは、よく100円均一のお店に売っているようなものです。
登録販売者試験受験生がつまづくことの多い漢方薬・生薬。
それを暗記カードにして、繰り返して覚えていきました。
◆暗記カード
私の使ったスキマ時間 : 通勤電車の中
暗記カードが作れるスマートフォンのアプリもありますので、好きな方を使いましょう。
苦手克服本
登録販売者試験は1~5の章に分かれていますが、誰しも苦手分野は出てきますよね。
私は2章が苦手でした。
2章の苦手を克服すべく読んでいた本はこちら。
この本は、試験合格後にもおすすめの1冊です。
注意点としては、試験範囲外の項目も掲載されています。例えば、生殖器などです。
試験勉強中は、必要な部分だけ読むようにしましょう!
マンガもあるのでスイスイ読めてしまいます!
◆苦手克服本『マンガでわかる人体のしくみ』
私の使ったスキマ時間 : 復習が終わったとき。マンガなので息抜きにも♪
Twitter(現X)
補助ツールとして挙げるべきか迷ったTwitter(現X)。
私の試験勉強にはなくてはならない存在だったので、4つの中に含めました。
- 仲間をつくる・モチベーションを高め合う
- 宣言する
- 仲間や先輩と不明点を解決する!
◆X
私の使ったスキマ時間 : 勉強前後。時間を決めて!ダラダラと見ないよう注意👀
1.仲間をつくる・モチベーションを高め合う
登録販売者試験の仲間を作ると、試験勉強のモチベーションを上げることができます。
自分が登録販売者試験の勉強をしていることをポストして、仲間を増やしていきましょう。
仲間が勉強していると、「自分も頑張ろう!」と思うことができます。
また、使っているテキストや勉強法をポストしている方もいらっしゃるので
自分に合ったものを探している方は、参考になることも。
自分からも発信していこう♪
2.宣言する
宣言することで、やる気がUPします。
「今日は第3章を徹底的に解く!」
「今から2時間勉強!復習する!」
など、今自分がやるべきことを宣言してみましょう。
周囲の人たちに自分が達成したい目標を宣言することで、逃げ場がなくなり
「言ったからにはきちんと実行しよう」という気持ちになりますよね。
宣言したことで応援してくれる人もいて、励みになります♪
3.仲間や先輩と不明点を解決する!
過去問題を解いたあとの復習で、どうしても理解できなかった時。
また、「どうしてもココが覚えられない…」という箇所があった時。
そんなときに、仲間や先輩が助けてくれることがあります。
ポストやリプライに助けを求めてみましょう。
私はどうしても皮膚薬が覚えられなかったときに、
仲間から「こう覚えているよ!」と教えてもらいました✨
短期集中型登録販売者受験生の3つのルール
短期間で集中し登録販売者試験に合格するためには、一つ一つ丁寧にやっている暇はありません。
特に意識していたマイルールを3つ紹介します。
①解いて解いて復習の鬼になる
②まとめ禁止令
③時間を見つける
①解いて解いて復習の鬼になる
私は何度も過去問題を解くことをかなり大切にしていました。
そして、復習。復習にいちばん時間を掛けていたと思います。
問題を解き復習をすると、テスト問題に慣れることができ、復習で理解も進みます。
ブロックごとに問題が違いますが、何年分か解いていくとそのブロックのクセや難易度がわかるようになります。
特に自分の受験するブロックの過去問題は、少なくとも3年分以上は解くとよいでしょう。
連続して同じ過去問題を解くと問題文と答えを覚えてしまうので、
様々なブロックの過去問題をローテーションして解くのもポイント。
過去問題を解く際は、手引き改正による解答の変更に注意してくださいね。
②まとめ禁止令
復習するときや、新しいことをするとき、ノートにまとめたくなりませんか?
私はなります(笑)
しかし、短期間で合格するためにはノートにまとめることはあまりお勧めしません。
- まとめるための書く時間を長く使ってしまうこと
- まとめたノートを眺めて満足してしまうこと
以上の理由で、私は登録販売者試験勉強の際はまとめ禁止令を自分に科しました。
短期間で合格するには、それよりも問題を解いて復習することが大切だと考えます。
ある教育評論家は、学習において見る・書く・読む=あくまで補助的な作業であると述べています。
また、他の研究でも 反復学習よりも、繰り返しテストを行なうほうが、忘却は緩やかになる(忘れにくくなる)と明らかになりました。
一問でも多く問題を解いて、復習しましょう!
③時間を見つける
働いていたり、子育てをしていたり、はたまたその両方だったり…
忙しいと時間を見つけるのが難しいですよね。
スキマ時間に取り組んでみたり、早起きしたりしてみるなど、
少しずつ勉強時間を増やしていきませんか?
- 朝早く起きる
- 夜寝る前
- 通勤時間
- 仕事のお昼休み
- 入浴中
- トイレ
- 家事中
最初から長い時間やろうとせず、5分でも勉強できたらOK!という気持ちで取り掛かりましょう。
私は朝早起きして、最終的には朝の時間だけで毎日45分勉強していました。
朝活が功を奏したのか、土日の日中はほぼ勉強ができませんでしたが
短期間で合格することができました。
「どの時間に何をやるか」をあらかじめ決めておくと
迷いが出ずすぐに取り掛かれるのでお勧めです。
- 朝早く起きる→ 暗記カード作成・過去問復習
- 夜寝る前→ XでモチベUP、・明日の朝の勉強の支度
- 通勤時間→ 暗記カード繰り返し
- 仕事のお昼休み→ 過去問題を解く・復習
- 入浴中→ YouTube動画
- トイレ→ YouTube動画・参考書を写真に撮っておいて見る
- 家事中→ YouTube動画
登録販売者試験の勉強はまずやってみよう!
今回は、登録販売者試験に独学3か月で合格した私が勉強法をまとめてみました。
自分に合った勉強法を見つけるのは大変ですよね。
やり方を決めていくより、まず動いてみる・勉強してみることが大切です!
私の決めごとや使っていたツールが、何か少しでも参考になれば嬉しいです。
以下の記事では、登録販売者試験当日の流れを詳しく書いています。
試験が近づいたら、ぜひのぞいてみてくださいね。
登録販売者試験に挑戦されるあなたに、よい未来がありますように!