
登録販売者の資格が取得したくて勉強したけれど
いざ受験となると不安・・

勤め先に受験してと言われたけど
試験当日はどんな感じなの?
登録販売者試験当日、今まで勉強してきた成果を存分に発揮したいですよね。
でも、当日はどんな流れなんだろう?周りの雰囲気はどんな感じ?
いつから入室や退室ができるの?
色々な不安があると思います。
途中退室のことについて、結論から申し上げますと
午前は退室せず午後は退室すべし! です。
ぜひ、不安を解消してから試験に臨みましょう!
- 試験前に行うべきこと
- 試験当日の流れ
- 試験会場の雰囲気
筆者の体験談をもとに書いています。
私は、2020年に神奈川県で登録販売者試験を受験し一発合格しました。
試験前までに行うこと
まずは、試験に行く前までの流れを確認しましょう。
事前に最低限やっておくべきことです。
試験会場を確認しよう

受験票が届いたらまず、試験会場を確認します。
都道府県によって様々ですが、大学などの大規模な会場で行われることが多いです。
毎年会場が異なったり2会場に分かれたりすることもあります。
SNSなどに惑わされず、受験票で自分の試験会場を確認しましょう。
試験会場が遠かったら・・・?
もしも試験会場が自宅から遠い場合は、試験会場の近くに宿泊を検討してみてはいかがですか?
また、電車やバスでの移動が苦手な方や、当日朝送ってくれる人がいない…という場合も前泊をすると楽です。
お金はかかってしまいますが、時間に余裕をもって行動できるのも大きなメリットです。

私は試験会場まで2時間かかったので
前泊しました!
心に余裕ができ大満足でした♪
近くても余裕をもって30分前に到着して

試験会場が比較的近い場所にあっても、多くの人は行き慣れていない場所だと思います。
ルートを確認することはもちろん、時間に余裕をもって行動しましょう。
遅くとも到着したい時刻の30分前につくように行動するのがおすすめです。
10時に試験開始であることが多いですが、
筆者の体感だと8:30過ぎに着くように計算して向かうのが丁度いいです。
忘れ物チェックをしよう(試験前日もしくは当日の朝)
前日や当日の朝、自分が落ち着いてチェックできるときに、忘れ物がないかみてみましょう
少なくとも、以下のものがカバンに入っているか確認しましょう。
- 受験票
- 筆記用具
- 時計
- 交通費や食費等のお金
- 試験開始直前に見たい勉強グッズ
また、昼食は自分で作って持っていくか、会場に行く前に調達しましょう。
試験中の昼休みに買いに行く、もしくは外食は時間が読めないためおすすめしません。
シャープペンシルじゃダメなの?と思いましたが、
念のため私は鉛筆を持参しました。
試験前や試験中に、「シャープペンシル、禁止です!」と
注意を受けている人を見かけることはありませんでした。
しかし、不安な方は鉛筆とシャープペンシルの両方をもっていきましょう。
私の受験時は隣や後ろの席を見渡す限り、やはり鉛筆を使っている人が多かったです。
試験当日

試験会場に到着するのは、早すぎてもダメ
多くの都道府県では、「●時から入場できます」といった記載が受験票に記されています。
それよりも早くいっても構いませんが、室内には入ることができません。
「早く着きすぎた!開くまでまだまだまだけどトイレに行きたい・・・」
「寒い中ずっと立ちっぱなしで気が滅入る」
こんなことのないように、
- 寒い季節の場合は防寒対策をしっかりとする(ホッカイロやマフラーなど)
- トイレが我慢できなくなるほど早く行くことは避ける
などの対策をしていきましょうね。
いよいよ開場
時間となり試験の係の人から声がかかると、建物の中に入ることができます。
たまに慌てて人を押しのけて入ろうとする人がいますが、
争っても何も起こらないので冷静に動きましょう。
受験する席を確認してトイレを済ませよう

まずは案内に従って、自分が受験する部屋、そして席を確認しましょう。
受験票と照らし合わせ、間違いのないようにしてください。
席の確認が終わったらトイレに向かいましょう。
恐らくもうこの時には、トイレには長蛇の列ができています。
開場して席を確認してすぐであれば、並んでも余裕の時間です。
落ち着いて済ませておきましょう。
これは実体験なのですが、
席のすぐ近くのトイレよりも少し離れたところにもう一か所トイレがあり、
そちらはかなり空いていました。
係の人からも空いている方に行くようアナウンスがあったので、
耳を傾けたり、会場内マップをよく確認したりするとより快適に行動できます。
指定時間までに席に戻ろう
受験する部屋の黒板やボードに、【〇時までに着席してください】といった指示があります。
例えば午前中であれば10時に試験スタートなので、
9時30分には時間厳守で着席してくださいと指示があると思います。
これは受験前に本人確認等がある為、必要な時間です。
トイレを済ませたあと、自分の席以外にいても問題はありませんが、時間に注意しましょう。
特に用事がなければ、自分の席にて最後に勉強したり気持ちを整えたりする方がいいです。
試験直前

指定された着席時間になると、試験官より、試験の説明が始まります。
試験中はテキストやノートなどを見ることは禁止です。
テキストなどの勉強道具はカバンにしまうように言われるので、
意外と試験前に勉強する時間はありません。
本人確認
替え玉受験などがないように、申し込みの際に送った顔写真と実物を照らし合わせ
本人確認が行われます。
試験官は複数名いますが、一人ひとり顔を確認するのでかなり時間がかかります。
この時間も勉強したいですよね…!
残念ながらテキストはもう見られません。
頭の中で暗記した内容を思い出しておきましょう。
筆者が受験した際は流行病の影響で、
自分の確認される番が来た時だけマスクを外すよう指示がありました。
また、体調確認の紙も記入しました。
持ち込みしたいものを見せ許可をもらう
本人確認が終わると、自己申告・挙手制で持ち込みたいものの許可をもらいます。
- ブランケット
- カーディガン
- ティッシュペーパー
- ハンカチ
試験の時期が寒い冬の場合はブランケットを持っていって、試験中の使用を許可してもらいましょう。
また、春や夏・秋でもエアコンの効き具合は当日行ってみないとわかりません。
一枚調節できるものがあると安心です。
花粉症や鼻炎の方はティッシュやハンカチも、念のために机に置かせてもらいましょう。
万が一、症状が出てしまった場合も試験を続けられそうですね。
筆者は、ブランケットとハンカチの持ち込み許可をもらいました。
試験が冬の季節だったので、ブランケットの使用により丁度良い暖かさになりました。
ハンカチは、集中力UP効果のあるアロマをほんのり香る程度垂らして持ち込みました。
苦手な章の問題を解く前に嗅ぐと、落ち着けてよかったですよ♪
試験開始後の退室について
いよいよ試験開始です。落ち着いて問題を解きましょう。
試験前の説明にもあるかと思いますが、試験開始から1時間経つと退室が認められます。
例を挙げると、午前中であれば試験時間は10時~12時と定められていますね。
試験開始から1時間後の11時から11時50分までは退室してもよいというものです。
退出について詳しくご説明します。

まれに、午前も午後も
退室不可という試験会場があります
アナウンスを聞いてよく確認してください。
まず、退室の方法は?

退室可能時間内で自分が「退室したい!」と思ったら、
試験官に向け挙手します。
試験官に受験票の番号を確認してもらい、解答用紙を回収してもらいます。
その後は荷物を持ち速やかに退室します。
試験時間内に再度入室はできないので注意しましょう。
おすすめは午後のみ退出!午前は最後まで粘ろう
おすすめしたい退室の仕方は、
午前中は自分の席に最後まで残り、午後は見直しが終わったら退出するパターンです。
その理由は以下2つです
①午前に退室した場合、校内(場内)から追い出される可能性がある
これは友人の受験時、実際にあったことです。
試験官や試験会場にもよりますが、受験していた部屋から出た場合に
廊下など建物の中に留まることを禁じられます。
外に出ろと言われたとき、肌寒かったりや雨が降っていたりしたら嫌ですよね。
この理由から、午前中は退室せず時間を目一杯使うことをおすすめします!
途中退室した場合にされる指示が事前にわかっていれば良いですが、
「午後の試験勉強のためにどうしても退室したい」という場合は
当日の天気や気温をみてみましょう。
②午後に早く退出した場合、帰り道の混雑を軽減できる
「試験がやっと終わった~!」
とスッキリしていても、帰りのバスや電車が混んでいたら辛いですよね。
見直しまでしっかりと終わったら、思い切って退出して快適に帰りましょう。
最後まで残ったときと比べ、交通機関の混雑が軽減されます。
とはいえ試験が第一ですので、問題を解くことや見直しをもちろん優先してください。
過去問を解くときから、
自分が問題を解いて見直しするまでの時間はどのくらいなのか?
これを把握していれば退出する目安も立てやすいですよ。
試験会場の雰囲気

余談となりますが、
筆者が受験した際感じた雰囲気を共有します
全体の雰囲気
まず、全体の雰囲気としては重めで、あまり明るい雰囲気ではありませんでした。
皆さん、真剣な証拠ですよね。
専門学校生とみられる団体で受けに来ている学生さんは
固まって賑やかに話している場面も。
その方たち以外は開場してから昼休みまで、
静かで皆集中しているように思えました。
開場する前の雰囲気

開場する前は、一人で行った私も 偶然他の受験生と話す機会がありました。
公共交通機関で移動し最寄りで降りた際に受験生と挨拶を交わし、会場まで一緒に行ったり
開場するまでの待機中に
「どんなところで働いているのか」
「どこの分野が苦手か」
話したりしました。
私は話してもらったことで緊張がほぐれて助かりました。
話すと緊張が和らぐタイプの方は、同じような受験生を見つけて
挨拶や登録販売者試験について、はたまた勤め先などの話をしてみるといいかもしれません。
試験後の雰囲気
試験後、交通機関内では受験生の顔はどこか明るかったです。
知り合い同士で、「この問題が難しかった」と話しているかたも見受けられました。
試験問題は持ち帰ることができますが、交通機関の中で自己採点をしているような人は、
さすがに見受けられませんでした(笑)
私は家について早々に自己採点をおこないました。
(マークシートとは別に、試験問題に自分の答えを記しておきます)
解答速報が載っているのはコチラのネットパイロティング株式会社様のサイト。
100%ではありませんが、比較的正しい解答が載っています。
メルマガを登録しておくと、試験当日に確認できるようになっています。
まとめ

登録販売者試験 当日のイメージはつかめましたか?
1.試験前日までの準備・確認を念入りに
2.余裕を持って会場に向かう。早すぎると待ち時間が辛い
3.開場したら焦らず自席・着席時間の確認とトイレ
4.本人確認と持ち込み許可がある。自分の番以外の時間は落ち着いて精神統一!
5.途中退室は午後のみがおすすめ!
当日の流れがわかったら、安心して試験に臨めます。
あとは勉強してきたことを思い出し、自分を信じて問題を解きましょう。
大丈夫!落ち着いて臨んでくださいね~!応援しています!

受験生の皆様が、
合格するよう祈っています!