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登録販売者の資格取得にかかる費用と節約法4選

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医薬品登録販売者

登録販売者の資格が取りたい!と思ったときに、お金の問題も浮かんでくるはず。

費用は全体でどのくらいかかるの?

なるべくお金を掛けたくない…

登録販売者試験にかかる費用は、

高くて13万円安く抑えて2~3万円程度です。そして、2020年に登録販売者試験に合格した私は、すべてあわせて42,110円掛かりました

この記事ではこんなことがわかります
  • 登録販売者の資格取得にかかる全体の費用
  • なるべくお金を掛けたくない人が削るべき4選
  • 登録販売者の資格取得後のお金事情

細かい部分まで費用にいれて解説をしています。これから受験を考えている方は、ぜひご一読ください。

登録販売者の資格取得のためにかかる費用4つ

勉強する

受験料

受験手数料を、試験申し込みの際に支払います。

実は、受験手数料は都道府県によって異なるんです!同じ資格なのに、不思議ですよね。

受験手数料

 最高値:18,200円 (北海道)

 最安値:12,800円(関西広域連合※)

※滋賀県・京都府・大阪府・兵庫県・和歌山県・徳島県

かなり差があります。ご自身の受験する都道府県の受験料を確認しましょう。

<証明写真>

普段、履歴書などでは使わないような珍しいサイズの証明写真を貼り付ける書類もあります。

証明写真ボックスの場合は700円~1400円ほどかかります。アプリで作ったものを印刷することもできます。

※その他 郵送の場合は封筒・切手やレターパック代、窓口に行く場合は交通費もかかります

テキスト代

試験勉強をしていくため、少なくともテキストが1冊は必要です。

テキスト代

 1,760円 ~ (中古本を除く)

 私の場合: 6,510円

自分にとって見やすいテキストを選んで購入しましょう。

私はテキストを合計で3冊買いました。

  1. 基本のテキスト
  2. 苦手な分野を克服するためのテキスト
  3. 楽しく学べるテキスト

それぞれ目的があり買ったテキストです。

1.基本のテキスト

始めに購入した基本のテキストです。ほどよいカラーで読みやすかったので購入しました。ほとんどの問題はこのテキストを見て解決できていました。

2.苦手な分野を克服するためのテキスト

登録販売者に出題される5つの分野のうち、私は第2章の【人体の働きと医薬品】が苦手だったので、追加で購入しました。

人体の基本を学ぶ本なので、手引きの改正は関係がありません。購入を考える場合はメルカリなどのフリマサイトで購入してもよいと思います。実際に私はメルカリで安く購入しました。

3.楽しく学べるテキスト

最後の追い込みの時期、試験2週間前にこちらを購入しました。しかし、少しだけ後悔しています。今なら試験直前には買いません。

理解して覚えるというよりは面白く暗記するタイプの教本です。

とにかく楽しく覚えないとやっていけない・試験までまだまだ時間がある人におすすめです。

運営者へむぅ
運営者へむぅ

1冊目のユーキャンの参考書は

特にわかりやすかったので、

迷っている方にはお勧めします

通信講座やスクールに通った場合

独学ではなく、通信講座やスクールに通いサポートを受ける方法もあります。例えば、CMでも有名な【ユーキャン】や【三幸医療カレッジ】などです。

通信講座やスクール代

 2万~10万円程度

この方法だとかなり高額になりますね。

しかし値段が高い分、充実したサポートで試験勉強に関する疑問や不安をなくすことができます。

過去問題集代

勉強する女性

基本を学ぶテキストの他に、あると便利なのが過去問題集です。

過去問題集代

  2,500円程度

登録販売者試験では、各都道府県の登録販売者公式HPで過去問題と解答を公開しています。公開されている過去問題・解答と 販売されている過去問題集の大きな違いは、

解説が載っているか否かです。

過去問題集があれば、解説はもちろん改正などで発生した変更点も説明されているため、効率よく復習ができます。

その他:飲食費・交通費・宿泊費など

飲食費

「行き詰まったから気分を変えてカフェで勉強しよう!」

「ザワザワした環境でも集中できるか試してみよう!」

私はこんなことが終盤に多々ありました。

昼食をとってそのあと勉強した日や、午前だけ・午後だけ外で勉強する日もあり様々。

この費用は全くかからない人もいれば、頻繁に外で勉強する人もいるためかなり差が出る部分です。

飲食費

 ~人による~ 

私の場合:7,000円程度

運営者へむぅ
運営者へむぅ

今となっては、

外で勉強できる+お金がかからないので

図書館に行けばよかったなと思っています

交通費・宿泊費

試験の当日にかかる費用です。

試験会場が遠く、前日に近くに移動し宿泊する場合や、

住んでいる地域以外で受験する場合に前泊する方は宿泊費がかかります。

交通費・宿泊費

 ~人による~ 

私の場合:交通費と宿泊費あわせて 13,600円

なるべくお金をかけずに合格したい人が削るべき4選と+αの工夫

貯金

受験手数料だけでそれなりの金額がするため、なるべく節約しながら合格したい!と思う人も少なくないはず。実際に受験した私が、削るべきところを4つお伝えします。

さらに、無料で学びのあるツールも2つご紹介。ぜひご活用くださいね。

通信講座やスクール代

前述したとおり、独学に比べて高額です。初めて登録販売者試験を受験する方は特に、独学をお勧めします。

受験してみて、自分のレベルや苦手を知ってからどうしてもという場合は通信講座やスクールに頼ると良いでしょう。また、試験に合格することだけでなく、しっかりと知識を身に着けたい場合は通信講座やスクールもおすすめです。

過去問題集代

過去問題は、無料でも解くことが可能です。

各都道府県の登録販売者の公式HPにて、問題と解答を印刷・ダウンロードすることができます。

しかし、注意点が3つあります。

  1. 自分で解説を探すのに時間がかかる
  2. 手引きの改正後は混乱する
  3. 試験問題が同じ都道府県がある

1.自分で解説を探すのに時間がかかる

 試験に合格するには復習が必須ですが、公式HPに解説は載っていません。そのため、自分でテキストや手引きを使って解説箇所を探す必要があります

最初は探すことに慣れず時間がかかりますが、テキストを読み込んでいくと早くできるようになります。また、テキストにそのまま書き込むことができるため、覚えやすいという利点もあります。

解決策 : テキストをたくさん読む・復習に十分な時間を確保する


2.手引きの改正後は混乱しやすい

 登録販売者試験問題のもととなる【登録販売者試験問題作成に関する手引き】は、数年に一度改定されます。

近年は、平成30年の次の改正が令和4年3月

そして 令和5年4月 にも改正が行われました!

過去問題を解いていても選択肢にしっくりくる正解がなかったり、疑問が浮かんだりすることがあるでしょう。混乱しないよう対策が必要です。

解決策 : 何のことかわからなくても、先に改正内容に関するYouTubeを見ておく。

※オススメはこちら↓

やっけんちゃんねる「登録販売者試験対策 手引きの改正情報」


3.試験問題が同じ都道府県がある

各都道府県が開催する登録販売者試験ですが、いくつかの都道府県で同じ試験問題を使うところもあります。ブロックで分けられていますが、複雑です。

公式HPから過去問題を解く場合、

「いざ解いてみたら前と同じ問題だった・・・違う都道府県なのに!」

と時間を無駄にしたくないですよね。ブロック分けを見ておきましょう。

解決策 : ブロック分けを理解する

 ①北海道・東北ブロック(北海道・青森県・岩手県・宮城県・秋田県・山形県・福島県)

 ②関東・甲信越ブロック(茨城県・栃木県・群馬県・新潟県・山梨県・長野県)

 ③首都圏ブロック(東京都・埼玉県・千葉県・神奈川県)

 ④北陸・東海ブロック(富山県・石川県・岐阜県・静岡県・愛知県・三重県)

 ⑤奈良ブロック(奈良県のみ)

 ⑥関西広域連合+福井ブロック(福井県・滋賀県・京都府・大阪府・兵庫県・和歌山県・徳島県

 ⑦中国・四国ブロック(鳥取県・島根県・岡山県・広島県・山口県・香川県・愛媛県・高知県)

 ⑧九州・沖縄ブロック(福岡県・佐賀県・大分県・長崎県・熊本県・宮崎県・鹿児島県・沖縄県)

余談ですが、私は印刷費削減のため自分の受ける地域以外は過去問題を印刷しませんでした。

印刷せずどうするのかというと、パソコンの画面を見ながら解いていました。手引きに関しても印刷せずスマホにダウンロードのみしていましたが、両方ともそれで十分だったと思っています。

飲食費

なるべく家や図書館などお金のかからない場所で勉強すると、飲食費を節約することができます。

とはいえ気分転換は大切なので、自分にご褒美をあげながら頑張っていきましょうね。

「この章まで読み終えたら」「過去問題が〇〇点取れるようになったら」など、目標を決めてカフェにスイーツを食べに行くのもいいですね♪

宿泊費

試験会場が遠い場合には、会場の近くに宿泊するのも一つの手です。

しかし、ご自身が苦痛に感じない距離であれば当日に移動しましょう。交通費のみになり、宿泊費は無くすことができます。いずれにせよ、当日は時間に余裕を持って会場に向かいましょうね。

+α:無料で有料級の学びがある、YouTubeとTwitter

ここまで節約法をご紹介しましたが、無料で学べるものがあれば取り入れたいですよね。特にYouTubeとTwitterは、タダなのに私にとってなくてはならない勉強手段でした!

動画配信 男性

YouTube

薬剤師や登録販売者の方々が、YouTubeで解説をされています。

今でこそ沢山チャンネルがあるかと思いますが、当時私が毎日見ていたのはこちらの2チャンネルです

1.やっけんちゃんねる

薬剤師であり登録販売者の講師をされている村松先生のYouTubeです。とてもチャーミングな先生で、楽しみながら聴くことができます。

家事をしながら聞き流しするにもおすすめのチャンネルです。

「やっけんちゃんねる」はこちらから

2.石川達也

現役登録販売者講師の石川達也先生のYouTubeです。合格に必要なポイントを学ぶことができます。

塾の講義のようなチャンネルなので、お風呂などの時間に画面をしっかり見て聞くのがベストです。

「石川達也」はこちらから

運営者へむぅ
運営者へむぅ

他にも多数チャンネルがあります!

好きなものを取り入れてね♪

Twitter

登録販売者の試験でTwitterを活用する方法は、2つあります。

スマホを使う女性
1.受験仲間と高め合える

「登録販売者受験「登販 勉強」と検索すると、多くの受験生がヒットします。

応援し合ったり暗記法や勉強法を共有したりして、モチベーションをあげていきましょう。

2.先輩などにわからないところを教えてもらえる

登録販売者の受験生だけではなく、合格後の現役登録販売者ともつながることができます。

問題のわからない点を教えてもらったり、

実際受験した際のエピソードなども聞くことができます。

協力な味方になること間違いなしです!

合格後は従事登録と実務の勉強でお金がかかる

合格して喜ぶも束の間、合格後には

登録販売者として働くための【従事登録】【実務の勉強】にお金がかかります。

従事登録

従事登録とは、登録販売者として一般用医薬品を販売するために行う登録です。

逆に言えば、すぐに登録販売者として働かないのであれば従事登録の必要はありません。

従事登録に必要な書類はいくつかありますが、お金がかかるものは主に2つです。

従事登録にかかる費用
  • 申請手数料 7,500円~1万円 前後(都道府県により異なる)
  • 診断書 3,000円 前後(医療機関により異なる)

※その他 郵送の場合は封筒・切手やレターパック代窓口に行く場合は交通費もかかります

勤務先が負担してくれることもあるので、確認した方が良いでしょう。

実務の勉強

いざ登録販売者として一般用医薬品を販売しようとすると、試験勉強だけではわからないことが沢山でてきます。

私も痛感しましたが、実際に働いてみると医薬品販売に直結する試験勉強の内容はほんの少しです。

そのため、一般用医薬品のための勉強をする必要があります。

勉強する方法は、製薬会社のHPを見たり本を読んだりと様々です。

実務の勉強

 本一冊あたり 約1,500円~

何から勉強すればよいかわからない方は、まずはこの一冊を読んでみてください。

まとめ:自分の使えるお金と快適さのバランスをみよう

節約芽が出る

今回は、登録販売者資格取得にかかる費用を細かくご紹介しました。

受験前は、

  • 受験手数料に 12,800円18,100円
  • 試験勉強に  1,760円10万円
  • その他飲食費・宿泊費・交通費

以上3つにお金がかかります。

あなたが登録販売者の試験に使えるお金はどのくらいでしょう?

我慢するところと、効率よく・快適にしたいところのバランスを考えながら試験に向けて進んでいきましょう。

以下の記事では、登録販売者試験の当日の流れを紹介しています。本人確認や試験中の退室方法もわかるので、ぜひあわせて読んでみてください。

通信講座やスクールに通わなければ、必要なお金は2~3万円。意外とかかると思うかもしれませんが、資格は一生もの。そして、登録販売者は公的資格です。

素敵な登録販売者の仲間が新たに増えることを願っています。

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