登録販売者のへむぅです。
私は、2020年の12月に登録販売者を受験し、一発合格しました。
しかし、今は登録販売者の仕事には就いていません。
せっかくなのでこの機会に、登録販売者に関連する
次に取得したい資格や検定をランキング形式で紹介いたします。

このランキングは独自のものです。
少しでも参考になればうれしいです!
関連する3つのジャンル

登録販売者が今後取得する資格検定は、いくつかのジャンルに分かれていると考えます。
私の思うジャンルは、【東洋医学・ドラッグストアで役立つ・その他】の3つです。
ひとつずつ見ていきましょう。
東洋医学系の資格・検定
第三章ではなにかとカタカナの成分名と生薬・漢方が多いイメージの登録販売者試験ですが、
後者の生薬・漢方は東洋医学に含まれます。
漢方分野の手引きの中で、東洋医学を説明するこんな文章があります。
漢方の病態認識には虚実、陰陽、気血水、五臓などがある。
厚生労働省‐登録販売者試験問題作成に関する手引き(令和5年4月)
虚実に関しては、漢方薬を覚える際に「体力虚弱で~・・・」など度々出てきたので少しはイメージできるかと思いますが、他はいかがですか?
気血水や五臓のことには、登録販売者試験では触れません。
それを深く学べる東洋医学の資格・検定も興味深いですね。
東洋医学系の資格・検定は、以下2つが挙げられます。
- 中医学検定
- 薬膳・漢方検定
ドラッグストアで役立つ資格・検定
ドラッグストア、よく行きますか? 私は週に1度は行きます。
薬はもちろん、食品やペット用品などたくさんの種類のものが陳列されていますね。
中でも著者が注目するのは化粧品・サプリメントの二つです。
化粧品もサプリメントも、様々な種類があり、そして成分があります。
日常で化粧品の裏面の成分欄を見てみると、
登録販売者試験で覚えた成分名もあれば、全く見たことのない成分もあります。
化粧品の知識も今のままでは足りないかもしれません。
サプリメントも同様です。
さらに成分名等を覚えて、接客や生活に役立てるのも良いですね。
化粧品とサプリメントの資格・検定は、代表的なもので3つ挙げられます。
- 日本化粧品検定
- 化粧品成分検定
- サプリメントマイスター検定
その他:薬学系や調剤事務、アロマなど
最後はその他とします。
考え方・登録販売者の資格との繋げ方・自分が今後どうなっていきたいかによって
無数の資格・検定があるかと思います。
薬の知識をもっとつけたいのであれば、薬学に関すること。
登録販売者として調剤事務で働きたいのであれば、調剤事務の試験。
香りの力を心身の不調に活かすにはアロマテラピーを学ぶことも考えられます。
はたまた、介護士や栄養士・薬剤師など公的な資格を取る道もあります。
今回は独自のランキングということで、その中から以下3つ。
- 薬学検定
- 調剤報酬請求事務技能認定
- メディカルアロマ検定
独断と偏見で、取得したい資格・検定ランキング発表!
このランキングはあくまで著者の主観で決めたものです。
ご自身の興味や職場、どうなりたいかにより変わるものかと思います。

こんな検定があるんだ!

へぇ、考え方次第だな~
と、思っていただければ幸いです。
それでは、ランキングスタート!
第8位:調剤報酬請求事務技能認定
調剤事務の仕事で役立つ資格です。
【調剤報酬請求事務技能認定】の試験は、ニチイが開講している調剤事務の講座を受講後、認定が受けられます。
名前は違えど、調剤報酬に関して学べる試験や講座はいくつか存在します。
何故著者はこの試験を最下位にしたかと言いますと、
調剤事務の仕事をしていた時に必要と思ったことがなかったからです。
確かに学べる箇所はあります。しかし、現在では多数の調剤薬局が
レセコン(レセプトコンピュータ)というものを導入しており、手入力や自力で計算することがありません。
自動でやってくれるのならば、他のことを勉強したいなと考えます。
第7位:日本化粧品検定
化粧品・美容に関する知識の普及と向上を目指した検定です。
取得したら、自分が化粧品を選ぶのも楽しくなりそうですね。
こちらは、調剤薬局の職場で取得していた後輩がいて話を聞いたことがあります。
日本化粧品検定の特級でコスメコンシェルジュという資格が取れるそうです。
かっこいいですね。
第6位:化粧品成分検定
日本化粧品検定とは異なる法人が主催している検定です。
身の回りにあふれる化粧品に記載されている全成分の情報を読み解けるように導く検定です。自ら目的にあった化粧品を正しく選択できるようになります。

ここからは、時間はかかっても
いずれ取得したいなと思う検定です!
登録販売者の試験勉強の際、カタカナの成分名に最初は驚いたのですが、
覚えてみると楽しく、日常の市販薬の選定にも使えることが嬉しかったです。
化粧品に関しても、成分を理解して選べるようになりたいです。
第5位:メディカルアロマ検定
統合医療の基礎知識から精油の安全性、有用性、心身への作用や使い方などを習得できます。安全なアロマテラピーの利用法や役立て方などの知識の修得を証明する資格です。
メディカルアロマセラピーでは、香りが脳に伝わりそこから心に作用する仕組みを活用しているそうです。香りの癒し効果と精油成分の薬理作用でさまざまな不調に効果を示すことが期待できます。
私自身、香りの効果は高いと思っています。
登録販売者試験の当日も、ハンカチにアロマオイルを垂らしたものを嗅いでから試験に臨んだり、
勉強中も睡眠前もアロマオイルを活用したりしていました。
しかし、メディカルアロマとなるとまた違った切り口で、新たな知識が得られそうですね。
第4位:サプリメントマイスター検定
健康食品・サプリメントを「購入」「説明」「販売」する方に役立つ資格です。
健康食品素材の知識を習得できます。セルフメディケーションやドラッグストアでの商品説明などに活用できます。
サプリメントはほぼほぼ無知の私ですが、
「もしもドラッグストアで働くのならば、(登録販売者を取得後)薬学検定とサプリメントマイスター検定を受験すると良い」
というお話を聞いたことがあります。聞いたら、一気に取りたくなりました。
確かにドラッグストアでは、サプリメントも多数扱っていますものね。
自分や家族のためにサプリメントを選ぶ際にも役に立ちます。
第3位:薬膳・漢方検定
この検定は、
- いつもの食材で薬膳レシピが作れる
- 漢方の基本理論を分かりやすく学べる
- ちょっとした気になる症状に役立つ知識が得られる
薬膳(中医学に基づいた食事のこと)と漢方について学ぶことができます。
ちなみに、著者はこの検定を一度受験し不合格でした(笑)
産後一発目に申し込んだ検定で、ほとんど何も勉強できないまま受験しました。いつかリベンジしたいです。
受験した感想としては、五行色体表をしっかり覚え、それに食材を当てはめていくと合格できるのではと感じます。
\五行色体表を暗記で覚える方法は↓/
第2位:薬学検定
薬学の知識レベルを上げる検定です。
1~4級がありますが、登録販売者の資格を持っている人は
2級or3級がおすすめだそうです。
市販薬やサプリメント、保健機能食品の基本問題から、
1級では医療用医薬品や食品と薬の飲み合わせまで学ぶことができます。
在宅受験と団体受験で分かれています。
登録販売者の資格を取得後、さらに勉強をしたい方にはピッタリの資格です。
今後登録販売者として働くのであれば、飲み合わせや更に上の知識はぜひ欲しいところですね。
第1位:中医学検定
生活の中で役立つ「中国医学」に関する知識が習得できます。自分で「中国医学」を学び、体系的な知識の獲得を目指します。
また、2級では「中国医学」に関する専門的な知識をもとに正しい診断が出来るレベルまで目指すことができます。
この検定は2023年6月25日(日)に
第一回目の検定が初めて実施されます。オンライン受験です。
私は以前登録販売者の試験のために、Twitterを開設したのですが、
先輩の登録販売者で中医学に興味を持っておられる方はとても多い印象です。
登録販売者だけでなく、中医師の先生のTwitterなどもフォローすると
中医学が身近に感じられて面白いですよ。
実際に私もTwitterの先生や先輩方のつぶやきから関心が持て、この第一回の検定を受験することにしました。
覚えることが沢山ですが、受験が楽しみです。
受験した際には、また記事を書きます!
公式テキストが問題形式で書かれており、読んでいて楽しいところもポイントです♪
まとめ:好きなものにチャレンジするべき!

今回は、個人の裁量で勝手に登録販売者が今後取得したい資格・検定ランキングを作成いたしました。
このランキング通りにやる必要もありませんし、
まだまだ私の知らない資格・検定があると思います。
興味関心を持って、好きなことにチャレンジすることはとてもいいことです。
どんなジャンルであれ、頑張っている人は素敵です。
登録販売者の皆さん、資格・検定を取りたい皆さん、何かを頑張っているみなさん、
一緒に頑張りましょう!