こんにちは、運動不足の へむぅです!
血行促進や疲れの緩和に効果があると言われている吸い玉(カッピング)。
登録販売者の資格取得を機に東洋医学にも興味を持った私が、吸い玉(カッピング)を体験してきました。
以前からずっと吸い玉(カッピング)は気になっていました。
「毎晩入浴剤入りの湯船(こころも安らぐ上質なバスタイム。ティールズエプソムソルト)
にも浸かるし、背中のマッサージを夫婦でし合っているし、私は血行不良ではないかも?
でも生理のようすを見ると瘀血かもしれないから、ひとまず施術をお願いしよう!」
と行ってみたところ・・・
朝起きたらいつも「だるおも~~」だったのが消えました!
これには嬉しさがありながらも驚きました。
今回は、吸い玉(カッピング)の体験談を中心に
効果や向いている人・向いていない人、注意点などをご紹介します。
- 吸い玉(カッピング)をやってみたい方
- 血行不良で悩んでいる方
- 自分は吸い玉(カッピング)が向いているのか知りたい方
- 吸い玉(カッピング)が気になるけど不安がある方
すぐに体験談だけ読みたい方はこちらから☆
※吸い玉(カッピング)は、体質や体調によって効果が異なります。以降すべて個人の感想です。
吸い玉(カッピング)はどんなもの?
写真を見たことがあるけど、
背中にカップが乗っている…
どういうこと?!
吸い玉(カッピング)は、民間療法のひとつ。
東洋医学と言えば中国が浮かびますが、中国ではこの吸い玉(カッピング)が紀元前から行われていたという書物もあります。歴史のある民間療法ですね。
吸い玉(カッピング)という名の通り、背中~腰にかけてカップを乗せ、カップの中を一時的に真空状態にします。
吸引してうっ血状態にすることで、血液等に刺激を与えます。
吸い玉(カッピング)の効果は?!
吸い玉(カッピング)の効果は、以下のものがあると言われています。
主に血行促進効果があります
- 血行不良による首・肩のこり
- 血流改善による睡眠の質向上
- むくみの解消
効く・効かないは個人差があります。
私の場合は、血行不良による肩こりに効いたように感じました。
吸い玉(カッピング)体験談の詳細
吸い玉(カッピング)の施術を受けた感想は、
- 痛くなかった!
- 翌朝のスッキリ感に驚き!
- 思ったよりも痕は残る
- 自分でもわからなかった血液の滞りが目でわかる
4つが強く感じたこと。
施術の様子や体の変化を見ていきます。
施術のようす
施術は20分程度でした。
私の行った接骨院でのスケジュールは以下のとおり。
- スタート接骨院到着
- 診察台へ
- 軽く問診がある
「なんで吸い玉を受けようと思ったの?」と聞かれました!
- 服を脱ぐ
上着だけ、カップが置けるように脱ぎました。下着はそのまま。
- 施術開始
ガラスのカップを乗せて、吸引してくれます
- 吸引が終わり、5分置く
1,2分で吸引が終わり、5分後位置を変えもう一度やると言われました
- 外す、2回目つける
少しずらした位置で吸引してくれました。
- 5分置く
- 外す
- 施術は終わり、服を着る
- 約20分後お会計
あっという間に終わりました。
カップの位置をずらして2回目をおこなってくれるかどうかは、施術してくださるところによると思います。
また、顔を置く枕が突っ伏せるものではなかったので、ずっと左側を向いてやってもらっていました。少しきつかったのでもし次があれば2回目をやるときに首の向きを変えようと思います。
体のようす
施術をしてから痕が完全に消えるまでの体のようすを一個人の体験談として紹介します。
わたしは、完全にあとが消えるまでには約1週間かかりました。
- 施術中
- 施術直後
- 施術10時間後
- 施術1日後
- 施術6日後
※お見苦しい痕の画像をぼかして掲載しています。苦手な方はご注意ください。
1.施術中
施術中はとにかく「吸われている感じ!」
痛くはなかったです。
吸引してもらっているときに先生から「肩こりがひどいの?」と聞かれました。
もしかすると、カップで吸引してもらうときにはもう皮膚の変色があったのかもしれません。
2.施術直後の感覚と写真
吸い玉(カッピング)が一通り終わって家に帰るとき、
車のイスの背面に背中があたると「アザを押したときのような感覚」がありました。
そして帰宅し、すぐに写真を撮ってもらうと・・・
家族全員びっくりの赤みでした。
直後ということもあり、色だけではなくカップの凹凸の痕までついていました。
初めて見る方は驚かれることでしょう。
3.施術10時間後・入浴後
施術10時間後、お風呂に入ったあとはこんな感じ。
カップの痕だけ消えたような変化です。
この日、事情があり長風呂をしてしまったのですが
血行がさらに良くなったためか、少し体がだるく・しんどくなってしまいました。
施術直後と違い、背中に痛みはなかったです。
4.施術1日後、効果を実感!
いちばん嬉しさと驚きがあったのは施術1日後!
起きたときいつも、腰や肩が「だっる・・・重い。。」と感じるのですが
施術一日後はスッキリ!!
体が軽かったです。
身体が楽になる感じがしたので、吸い玉(カッピング)が自分の体に合っているのだと思いました。
夜の入浴後に撮影した痕のようすはこちら↓
少し色が薄くなっていますが、見た目に大きな変化はありませんでした。
5.施術6日後…痕はほぼ消えた!
そのあとは段々と痕が消えてきて、体のだるさも徐々にまた出てきたように思えました。
痕の色は赤紫色から薄くなり、次第にアザの治りかけのような色に。
そんな中、しぶとく残っていたのが左肩。
吸い玉(カッピング)は、滞りがあるところほど痕が消えにくいと言われています。
今回の施術で私は肩が特にこっているのだなとわかったので良かったです。
そして、「普段肩がこるような姿勢をしているな~」と日々を振り返ることができました。気を付けようと思います💦
吸い玉(カッピング)をやってみて
施術1日後の体のスッキリさに感動して、「痕が消えたらまたすぐにやりたい!」と思うようになってしまいました。
自宅で施術できる器具も販売されています。
気になるけれど、背中に自分で吸い玉をつけることは難しい…主人にお願いすることになってしまうので、購入は夫婦で考え中です(笑)
もし購入・使用したらレポしますね♪
注意点と向いている・いないの見分け方
民間療法といえども気を付けなければならないことがあります。
以下の場合は施術を受けられないことも。
- 心臓疾患や熱性病・感染症などにかかっている場合
- 病中病後などで体が衰弱している場合
- 皮膚が炎症を起こしている場合や起こしやすい体質の場合
- 貧血がひどい場合
- 妊娠中(施術してくれるところによります)
吸い玉(カッピング)は体調の良いときに行いましょう。
また、施術した日にはより血行が良くなることは控えるべきだと私は感じました。
例えば飲酒・長風呂・さらにマッサージをするなどのことです。
私は施術した晩に長風呂をして、
少ししんどくなってしまいました💦
体調や予定と相談しつつ、吸い玉(カッピング)を取り入れていくのがベストだと思います。
吸い玉(カッピング)が向いていない人
施術が受けられないわけではないけれど、「こんな人は向いていないな」と感じた点が3つあります。
- コリではなく「痛み」がある方
- 極端に脂肪がない方
- 露出度の高い服を着る方
1.コリではなく「痛み」がある方
肩こりや首こりではなく、「痛み」に変わってしまっている方は、吸い玉(カッピング)ではない他の施術がいいかもしれません。
これは施術をしていただいた接骨院の先生に直接言われた言葉です。
実は、主人も一緒に吸い玉(カッピング)の予約をしていたのですが、
軽い問診の際「腰痛がある」と伝えたところ、「手技(マッサージ)の方が良い!」と変更になりました。
実際に手技(マッサージ)をしてもらうと、体が張りすぎていて吸い玉(カッピング)ではなくて良かったとのこと。
施術を受ける際には、不安があれば相談してみるとよいですね。
2.極端に脂肪がない方
痩せている体質で背中にお肉がない方は、他の方法が向いているかもしれません。
というのも、カップを真空状態にするために吸うので、脂肪がないと吸引がしにくいのです。
せっかくやるのなら効果があった方がいいと思うので、
手技(マッサージ)や鍼灸など、他の方法に目を向けてみてもいいかもしれませんね。
吸い玉(カッピング)をやってみたい場合は、施術をおこなってくださる先生に相談してみましょう。
3.露出度の高い服を着る方
背中や肩などが出る服をよく着る方・着る予定のある方は吸い玉(カッピング)は向いていません。
なぜならば、吸い玉(カッピング)の痕が見えてしまうからです。
個人差ありますが 痕は丸く、ピンク~赤黒くなります。
せっかくのおしゃれも痕が見えてしまっては悲しいですよね。
そんな方は、吸い玉(カッピング)をする日程を調節したり服装を変えてみたりして工夫しましょう。
吸い玉(カッピング)が向いている人
私のように向いているのではないかと感じた人はこんな人です!
- 血行不良だと思うところがある方
- コリを目で見てみたい方
- 痛くない・怖くない民間療法を試してみたい方
効く・効かないは個人差があるので、注意点や向いていない人に当てはまらない方は
ひとまずやってみることをお勧めします!
私は特に目視できる点が良く、吸い玉(カッピング)の虜になりました。
普段、自分の健康や血液の滞りについてじっくり考えたり
観察したりする時間がない方は特に吸い玉(カッピング)が合っているのではないかと感じます。
というのも、「どこが凝っているのか・滞っているか」が目で見てわかるからです。
吸い玉(カッピング)の痕は少しずつ消えていきますが、
痕が消えにくい箇所こそ、血が滞っているところです!
「肩がこる姿勢をしているから、肩の部分が赤黒いんだ…」などと気づきがあり、日ごろのくせの改善にもつながります。
また、「体にいい施術を受けたいけれど鍼はこわい!」という方にもおすすめです。
吸い玉(カッピング)は吸引のときもさほど痛みなく、刺すなどしないので怖さレベルも低いです
一度やってみて合う・合わないをみてみるのも良いですね♪
私には合っていたので定期的にやりたいです!
日頃から血行を良くすることを意識しよう!
今回は、吸い玉(カッピング)の体験談を記しました。
吸い玉(カッピング)が体に合う方は定期的に取り入れていきたいですね。
頻度は、大体3週間~1か月が目安と言われています。
「施術に行きたいけど行けない」「効いたけど、中々頻繁には通えない・・・」
という方も多いと思います。私もその一人です。
そんな方は、日ごろから血行を良くすることを意識しましょう!
毎日 入浴剤入りの湯船に浸かることは はじめの一歩としても取り掛かりやすいです。
- 香りを楽しむことができる
- 香りでリラックス効果もUP!
- きちんと効果効能がある入浴剤を選べば、さらに血行促進が期待できる
これまで数多くの入浴剤を使ってきた私がおすすめするのは、Dr.Teal’s(ティールズ)。
特に好きなのはラベンダーの香りです。浴用化粧料とは異なり、医薬部外品の入浴剤なので効能効果をきちんと表示することができます。
肩のこりから冷え性まで、ただ湯船に浸かるよりもさらに効能があるのは嬉しいですよね♪
入浴剤を使う際には、なるべく浴用化粧料ではなく医薬部外品や薬用入浴剤の記載のあるものを選ぶ方がいいと思います。
せっかく入浴剤を使うのなら効能があった方が、より自分の体を労われます🍀
入浴の他にも、ストレッチや軽い運動も血行をよくするには欠かせませんね。
一度にすべてやりはじめるのは大変なので、少しずつ取り組んでいきましょう。
私は朝のラジオ体操を
はじめてみました!
今回は吸い玉(カッピング)の体験談を私の視点からご紹介しました。
ここまで読んでくださった方は東洋医学・中医学に興味がある方も多いのではないでしょうか?
私が東洋医学・中医学に大いに興味を持ち、その後挑戦した【中医学検定】の受験記はこちらからお読みいただけます。
もしよろしければ読んでみてください。
医薬品登録販売者のことや、東洋医学・中医学を学んでいく中で
知らなかった療法や健康法に出会えることに楽しさや喜びを日々感じています。
私の挑戦や経験が、他の方のお役にたてれば幸いです♪